旅行写真を記憶に残る1枚に撮るコツ|観光案内っぽくなる原因と切り取り方
公開 2026年6月19日
旅行先では枚数を撮るほど、「どれも絵はがきみたいで平凡」になりがちです。原因は、引きすぎ・主役不在・人や光の使い方にあります。少し切り取り方を変えると、記憶に残る一枚になります。
主役を1つ決める
有名な景色を全部入れようとすると、説明的で平凡になります。主役を一つ決めて、寄ったり、手前に何かを置いたりすると、物語が生まれます。広い景色は風景の撮り方も合わせて使えます(→ 風景写真の撮り方)。
額縁や奥行きの線で切り取る
平面的な観光写真は、奥へ伸びる道・回廊・並木を入れると奥行きが出ます(→ リーディングライン構図)。窓やアーチ、門越しに主役を撮ると、その場の空気感が伝わります(→ 額縁構図)。螺旋階段やアーチの連なりなど曲線の建築に出会ったら、巻き込む中心に主役を置く黄金比も試せます(→ 黄金比構図)。
構図辞典リーディングライン構図この構図のくわしい解説を見る →
構図辞典額縁(フレーミング)構図この構図のくわしい解説を見る →
人や光を取り入れる
人物を小さく入れると、景色の大きさが伝わります。逆光や朝夕の光は、シルエットや長い影でドラマを生みます(→ 逆光を活かすコツ)。
構図のコツ
全景・寄り・縦・横を意識して変化をつけると、アルバムが単調になりません。足元・看板・手元の食べ物などディテールに寄ったカットを混ぜると、旅の記憶がよみがえります。主役を交点に置く基本も役立ちます(→ 三分割法)。
構図辞典三分割法この構図のくわしい解説を見る →
Before(惜しい例)After(直した例)

まずこれだけ
主役を一つ決め、手前や奥行きの線を入れ、寄り・縦も混ぜる。光と人で大きさと空気を出す。これで旅行写真の「観光案内っぽさ」はかなり減らせます。
よくある質問
観光地で人を入れるとごちゃつきます。
人混みは、一歩寄って主役を大きくするか、人の少ない方向や時間帯を狙います。あえて手前の人をシルエットや前景にして、雰囲気を出す方法もあります。
同じような写真ばかりになります。
全景だけでなく、手元・看板・足元・ディテールに寄ったカットを混ぜると、旅の物語が伝わります。広い・寄る・縦・横を意識して変化をつけます。



