イルミネーションと人物を両方きれいに撮るコツ|顔が暗い・光が消える原因と直し方
公開 2026年7月5日
冬のイルミネーションデート、家族でのお出かけ。人物と一緒に撮ると、顔が真っ暗か、逆に背景の光が消えて真っ黒——どちらかになりがちです。原因は、明るいイルミと暗い顔の「明るさの差」をカメラが一度に処理しきれないこと。スマホでの折り合いのつけ方を紹介します。
※季節の被写体です。イルミネーションの点灯時期(11月〜2月ごろ)に合わせて参考にしてください。
顔をタップして、明るさの基準を人物にする
カメラまかせにすると、画面の中でいちばん目立つイルミに明るさが合い、顔が沈みます。人物の顔をタップして、ピントと明るさの基準を顔に合わせましょう。それでも暗ければ太陽マークを上にスワイプして少し持ち上げます(→ 明るさ調整のやり方)。背景の光が多少にじんでも、主役の表情が見えることを優先します。
立ち位置で「顔に光を回す」
いちばん効くのは設定より立ち位置です。イルミの光がよく当たる場所(光源の近く・光に向いた向き)に立ってもらうと、顔とイルミの明るさの差が縮まり、どちらも自然に写ります。街灯や店明かりなど、イルミ以外の光を顔に借りるのも上手なやり方です。フラッシュは顔だけ白く浮きやすいので、最終手段に取っておきましょう(→ 暗い室内の直し方)。
ポートレートモードで玉ボケにする
人物にピントを合わせて背景をぼかすポートレートモードを使うと、イルミの光の粒が丸い玉ボケになり、ぐっと雰囲気が出ます(→ ポートレートモードの使い方)。人物と背景のイルミの間に距離があるほどボケは大きくなるので、イルミから2〜3歩前に立ってもらうのがコツです。
ナイトモードのときは「静止」を合図する
暗さによってはナイトモードが働きます。数秒間の撮影中に人物が動くとブレるので、「撮るよ、3秒止まってね」と声をかけてから撮ると成功率が上がります(→ ナイトモードの使い方)。構図は、人物を三分割法の交点に置いてイルミを背景に流す、光のアーチやゲートで人物を囲む(→ 額縁構図)が定番です。イルミそのものを主役に撮るコツは、夜景の記事でどうぞ(→ 夜景・イルミの撮り方)。
構図辞典三分割法この構図のくわしい解説を見る →
構図辞典額縁(フレーミング)構図この構図のくわしい解説を見る →

まずこれだけ
光がよく当たる場所に立ってもらい、顔をタップ、暗ければ太陽マークを上へ。雰囲気を出すならポートレートモードでイルミを玉ボケに。ナイトモード中は「3秒静止」の声かけ。これだけで「顔が真っ暗」はほぼ防げます。
よくある質問
イルミの前で撮ると顔が真っ暗になります。
カメラが明るいイルミに合わせて画面全体を暗くするためです。顔をタップして明るさの基準を顔に合わせ、必要なら太陽マークを上にスワイプします。イルミの光がよく当たる場所に立ってもらうのも効果的です。
フラッシュを使えばいいですか?
フラッシュは顔だけが白く浮き、背景のイルミが暗く沈みやすいので、まずはタップと立ち位置で調整するのがおすすめです。どうしても暗いときの最終手段として使い、近すぎない距離から試してみてください。
背景の光を丸いボケにするには?
ポートレートモードを使うと、背景のイルミが丸い玉ボケになりやすいです。人物とイルミの間に距離があるほどボケは大きくなります。人物から2〜3歩イルミを離す配置を試してみてください。




