動く子どもとペットを撮るコツ|ブレる原因と連写で当てる撮り方
公開 2026年8月27日
走る子ども、じゃれるペット。撮った瞬間はいい表情だったのに、見返すとブレていたり、顔が切れていたり。動くものは「1枚をうまく撮る」ものだと思うと難しくなります。実は考え方を「1枚を狙わない」に変えるだけで、成功率はぐっと上がります。
ここでは動きもの全般に共通する考え方をまとめます。被写体ごとの細かいコツは、子どもの撮り方・ペットの撮り方・運動会の撮り方もあわせてどうぞ。
ブレる原因は、腕ではなく明るさ
動きがブレて写るのは、シャッターが開いている時間が長いからです。暗い場所ほどカメラは長く光を集めようとするので、同じ動きでもブレやすくなります。つまり明るい場所を選ぶことが、いちばん効く対策です。
窓際に移動する、部屋の照明をつける、公園なら日なた側に回る。それだけでシャッターが速くなり、動きが止まって写るようになります。どうしても暗い場所しかないときは、こちらも参考になります(→ 暗い室内で撮るコツ)。
1枚を狙わず、連写で構える
いい瞬間を目で見てから押すと、たいてい少し遅れます。人が反応してシャッターを押すまでの間に、子どももペットも次の動きに移っているからです。
そこで、シャッターボタンを押し続けて連写します。iPhone はシャッターを左にスライドして押し続ける(横向きなら下方向)、Android は長押しの機種が多いです。iPhone や Pixel は単純な長押しが動画になる設定があるので、一度確かめておくと迷いません(→ 連写の使い方)。10枚撮れば、そのうち1枚は表情も足の位置も決まっています。
「1枚を当てにいく」から「たくさん撮って、あとから選ぶ」へ。これが動きものの基本です。撮り終えたら写真アプリで束を開き、いい1枚を残して他を消せば、容量も散らかりません。
来る場所に、先にピントを置く
追いかけながらピントを合わせるのは、スマホの苦手分野です。代わりに、来そうな場所に先回りしてピントを固定します。
- 子どもやペットが通りそうな地面にスマホを向けます
- その場所を画面で長押ししてピントを固定します(→ ピント固定の使い方)
- 来た瞬間から連写します
滑り台の下、ゴールの手前、おもちゃを置いた場所。「来る場所」を自分で作れると、さらに確実です(→ ペットの撮り方/運動会の撮り方)。
進む先に余白をあける
動いている被写体を中央に置く形でも1枚として成立しますが、進んでいく方向に空きを作ると、その先へ動いていく気配が出ます。走る子どもが右へ向かっているなら、子どもを左寄りに置いて右側をあける、という具合です(→ 三分割法/余白構図)。
構図辞典三分割法この構図のくわしい解説を見る →
連写した中から選ぶときも、この「進む先の余白」がある1枚を選ぶと、動きのある写真になります。
目線の高さまでしゃがむ
子どももペットも、大人の目線から見下ろすと小さく写ります。相手の目の高さまでしゃがむと、表情が見え、背景も床ではなく空や景色に変わります。ペットなら地面すれすれまで下げると、世界が一変します。
まずこれだけ
明るい場所へ移る。来る場所にピントを置く。シャッターを押し続けて連写する。 この3つで、動きものの写真は見違えます。新機種には動画からベストの一瞬を選ぶ機能もありますが、やっていることは「たくさん撮って、あとから選ぶ」と同じ。その考え方は、今日のスマホでもう使えます。
よくある質問
走る子どもを撮ると、いつもブレます。
暗い場所ほどシャッターが遅くなり、動きがブレやすくなります。まず明るい場所へ移り、そのうえでシャッターを押し続ける連写で撮ると、どれか1枚は止まって写ります。
連写はどうやって使いますか?
iPhone はシャッターボタンを左にスライドして押し続けます(横向きなら下方向)。単純な長押しは動画になるので注意です。Android は長押しで連写になる機種が多いです。撮ったあとに写真アプリで束を開き、いい1枚を選んで残りを消せば、容量も気になりません。
ペットが動き回って画面から出てしまいます。
追いかけると間に合いません。ペットが来そうな場所にスマホを向け、そこを長押ししてピントを固定し、来た瞬間から連写します。おもちゃやおやつで来る場所を作れると、さらに確実です。










